信号処理ツールキット

Audirvānaは、さまざまな可能性を持ったデジタル信号処理のツールキットを備えています。
お好みとお使いのシステムの両方を考慮した調整を行い、リスニング体験をパーソナライズして最適化することができます。

内部デジタル音量コントロール

内部デジタル音量コントロール

お使いのオーディオデバイスの音量に加えて/代わることができる

引き継ぐためのソリューション。

大半のデバイスには、アナログないしは、高度にデジタル化された音量コントロールが備わってます。 この設定は、Audirvanaによって制御可能であれば、ソフトウェア内の音量バーに表示され、アプリケーションを介して調整することができます。

不可能な場合には、Audirvanaの外部でデバイスのインターフェース、またはボリュームノブをご利用して随時に音量を調整することができます。

しかし、Audirvanaは、極めて高品質の内部デジタル音量コントロールを備えています。これはデフォルト設定で無効になっているが、ソフトウェアのオーディオ設定で有効にすることができます。

この場合、お使いのデバイスにデータストリームを送信する前に、Audirvanaが減衰計算を実行します。ただし、 1度に1つだけ使用することが望ましいです。 Audirvanaの内部音量コントロールをご利用の場合、デバイスのボリュームをノミナルレベル(減衰も増幅もない音量(= 0 dB))に設定することを推奨します。

この機能は、USB経由でデバイスが接続されている場合に限ってご利用できるのでご注意ください。 UPnP / DLNAを介した接続の場合は、バッファが大きいため当該サービスに対応し切れず遅延が発生します(タイムラグ)。

オーディオプラグインの統合

オーディオ処理のフローにシリアルプラグインの導入

MacOS用のフォーマットならびにWindows10用のVST3

室内音響の補正フィルタは、イコライザーやコンボリューションエンジンなどを使用することができる

カスタムメイド性能。

Audirvānaでは、オーディオ処理チェーンに1つまたは複数(最大4つ)のお好みのプラグインを挿入することができます。これらのプラグインは、MacOSのAudioUnitsまたはWindows10のVST3に対応しています。

これにより、例えばマルチバンド イコライザーをご利用して、リビングルームの共振を特定の周波数で減衰させられます。 ただし、コンボリューションエンジンを挿入して、部屋やシステムの音響を補正するより高度なフィルタを適用することも可能です。

プラグインのご利用にあたって(音楽の周波数応答を変更するためなど)、最初に修正されようとする問題が更に悪化にならないためある程度の専門知識が要されます。

アップサンプリングのアルゴリズム

再生する前にあらゆるオーディオストリームをオーバーサンプリング

使用可能の高性能アルゴリズム:SOXとR8 Brain

周波数多重化とフィルタ設定

ギアをシフトアップ。

お使いのシステムで再生する前に、Audirvanaに内蔵されている2つの高性能アルゴリズSOX(Sound Exchange)またはR8 Brainのいずれをご利用して直接にオーディオファイルをオーバーサンプリングすることができます。 これによって、システムのコンバータや選択された設定に応じて、音質が時に目覚ましく向上します。

実際、現在市販されているほとんどのDACは、わずか数ビットの分解能で超高周波のスイッチング原理で動作しています。そのため、実際の変換の直前に信号を系統的にオーバーサンプリングしているが、特にチップコストとレイテンシーを考慮しする理由で、限られた計算能力と多かれ少なかれ強力なアルゴリズムで動作します。

Audirvanaは、この操作をアップストリームで実行できます。これにより、はるかに優れたコンピューターの演算能力ならびに高性能のアルゴリズムをいかす利点があります。 より正確なポイントを含むストリームがベースで提供されるため、DACの動作が円滑になります。

各アルゴリズムに関連した設定は多少異なります。しかし、いずれにしても適用するサンプリングレートの倍数(x2、x4など)を定義したり、各種フィルタを微調整したりして、動作に起因するアーティファクトを中和することができます。